ASUS JAPAN主催のASUS製品モニターキャンペーンにおいて、7インチタブレットの「ZenPad 7.0(Z370C)」をお借りしましたので、実機を用いたレビューを連載します。

ZenPad 7.0は2015年8月21日より発売されているタブレットシリーズの一つで、同時期に8インチモデル・10インチモデルも発表されています。7インチモデルは最も手軽に購入できるエントリーモデルとして設定されており、ASUS公式ショップでは19800円(税別)にて販売されています。

ASUS社の7インチタブレットでは、2012年モデルのNexus7 2012を始めとして, Nexus 2013、 MeMO Pad 7がありましたが、このゼンパッドシリーズは新しいメーカー理念として「極める」ことを掲げる新タブレットとして、名称も変更されたそうです。

このZenPad7.0のスペックデータを見る限りでは低価格モデルらしい特徴の無いものであるという印象がありました。実際に端末を触ってみても、最新のハイエンドモデルに比べて優れる点は多くはありません。しかし、「数値データには現れない使いやすさ」を実感出来ましたので、その点について解説していきたいと思います。

バッテリーを拡張出来るアタッチメント

ZenPad7.0には、バッテリーを拡張できる背面パネル「Power Case」があります。一般発売は9月中旬予定で、価格は4980円(税別)です。

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ZenPad7.0本体のバッテリー容量は3,450mAhです。2013年モデルのNexus7が3950 mAhであったのに対して1割以上小さくなってしまっています。それでも連続使用で約8時間の利用が可能ですが、決して他のタブレット製品に比べて電池の持ちが良いわけではなく、そのままでは平凡です。

Power Case(CB71)の規格は3.8V, 13Whとなっていますので、mAh換算だと約3420mA相当であり、本体容量とほぼ同等です。

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本体に装着すると厚み・重さは増しますが、デザインは初期パネルと同じレザーデザインのエンボス加工(素材はプラスチック系)がされており、縁はメタリックで、デザイン性を損なわないよう作られています。このケースカバーはバックパネルを外して、その裏にある端子経由で接続します。通常のモバイルバッテリーとは違いUSB端子を専有しませんので、同時に外部接続機器を使いたい場合にも便利です。

IMG_1029付属のマグネット式アタッチメントを利用することで、カバーケースだけでの充電も可能と、利便性が高められています。ZenPad本体と接続時したまま充電すると、本体とケースの両方を同時に充電します。

*本体の電源を入れたままパワーケース・オーディオケース(別途レビューを掲載予定)の装着・脱着をしないように気をつけて下さい。1度電源をONのまま操作してしまいましったが、壊れはしなかったものの、警告表示が出ました。

このパワーケース一つとっても、初めからバッテリー容量をもっと増やしたいと考えるユーザーの要求に答えられるように製品デザインがされていることが伺えます。

本体のみでの利用は8時間でしたが、このパワーケースを装着すれば利用可能時間は14時間まで伸びます。セミナーでは「大阪からニューヨークまでの飛行機移動中に使い続けられる」との表現をされていましたが、本体一体の状態で14時間まで使えるタブレットはなかなか無いでしょう。

本体のスペックページだけを見てしまうと「電池容量3450mAhは少ないな」と感じていましたが、拡張性を用意することで電池の持ちに不足を感じる人の対策が図られています。単なるスペックデータだけでは判らない、こだわった使いやすさのある端末になっていますので、データだけを比べてスペックの高さ・低さだけで判断してはいけない端末だと感じました。

次回はもう一つ配布された未発売(2015年9月中旬発売予定)の「Audio Cover」についてレビューを掲載予定です。

販売ページASUS Shop ZenPad 7.0(Z370C)