KDDIはASUSのタブレット端末「ASUS MeMO Pad 8」のau専用モデル「AST21」を本日2014年8月22日より全国で発売開始しました。ASUS MeMO Pad 8は2013年12月にWi-Fiモデルが発売されていますが、AST21ではLTEに接続可能になり、性能自体も大きく引き上げられています。

ast21

au 4G LTEに対応

AST21にはSIMカードスロット(microSIMサイズ)が搭載されており、LTEによるネットワーク通信が可能となっています。この夏から始まったCA(キャリアアグリゲーション)には対応していないものの、屋外でもLTE回線で高速通信が可能となりました。

CPU、メモリー、液晶解像度大幅アップ

機種の名称は「ASUS MeMO Pad 8」とWi-Fiモデルと同じですが、昨年発売されたモデルとは比較にならないほど全体的に性能がアップしています。

変更点 auモデル AST21 Wi-Fiモデル(ME180)
CPU Atom Z3580
2.3GHz クアッドコア
ARM Cortex-A9
1.6GHz クアッドコア
RAM/ROM 2GB/16GB 1GB/16GB
解像度 1,920×1,200(WUXGA) 1,280×800 (WXGA)
重量 301グラム 350グラム

ディスプレイサイズは8インチのまま変わらず、大幅な軽量化が行われました。類似サイズのApple iPad mini Retinaモデルでは7.9インチのボディーで341グラムとされており、AST21の軽さはさらに一回りも軽くなっています。

パケットプランへの加入で実質負担額が0円

本体定価価格はauオンラインショップでは36,720円とされていますが、パケット定額プランと定期契約を結ぶことにより大幅な購入サポートが受けられ、本体の分割価格負担と同額の1530円が毎月割で軽減されて実質負担額は0円での販売となりました。

Wi-Fi専用モデルがASUS公式ショップで25509円(2014年8月時点の市場価格は15000円前後)で販売されていることを考えると、LTEモデルとしては破格の値段と言えます。

参照元:「KDDI – au」、「アスース