Flame実機レビュー 開封&外観編
新しいもの好きの方向け、Firefox OS搭載スマートフォン「Flame」の実機レビューをお届けします。
Flameは2014年7月28日に「Yahooショッピング OSSストア」にて19980円で販売開始されたSIMフリースマートフォンです。日本で通常販売される初のFirefox OS搭載モデルとなります。
では早速実機レポートに移りたいと思います。
開封-同梱品は極めて質素
配達されたダンボールを開けてみると、T2-Mobile社のロゴが入った外箱がお目見え。箱は海外で販売されていたものと外観は同じようです。最近のモバイルの多くと同じように片手で持てるほどコンパクトにまとまっています。
箱を開けると写真の内容物が同梱されていました。左上から「簡易マニュアル」「バッテリー」「イヤホン」左下「Flame本体」「バックパネル」「USB-microUSBケーブル」の6点となります。
USBケーブルは充電・データ転送用です。ACアダプタは付属していませんので、本体を充電するには電源供給可能なパソコンに接続するか、市販のACアダプタを購入する必要があります(出力1Aのものならば充電できるはずです)。
本体内部・バックパネルの様子です。カメラの下に3つのスロットが配置され、左からmicroSDカード用・標準SIMカード用×2です。今回は対応するSIMが手元にありませんので、何も入れずにバッテリーを装着し、背面パネルを嵌めます(ネットワーク通信については後日テストを行います)。
バックパネルに謎の端子
バックパネル側に何かの端子があります。本体側にも対応する位置に接続部分がありますので、パネルをつけていないと使えない機能がありそうです(NFC【近距離無線通信】でしょうか?詳しくは確認してから追加情報をお伝えします)。
FlameとiPhone4sを比較
iPhone4sとの比較画像です。Flameは4.5インチディスプレイ(縦132 × 幅68 × 厚さ10 mm)、iPhone4s(縦115 × 幅58.6 × 厚さ9.3 mm)に比べて一回り大きいです。Flameの液晶パネル下にある「○」のボタンは物理キーではなく、タッチパネル感知式のホームボタンとなります。機能としてはちょうどiPhoneのホームボタンと似ています。
Flameの本体重量は120グラムほど。重くも無いですがもっと軽量なモデルも日本では取り扱われていますので、外観に関しては特筆するほどの特徴はありません。
バックパネルはマット加工がされたプラスチック系素材のようです。軽量ですが、チープな感じがあります。さらさらとした手触りで持ち心地は悪くありません。物理ボタンは上部に電源キー、右側にボリュームキーがあります。こちらも作りはとても簡素で、価格相応となっています。
見た目に関しては2万円にしては良く作られている、でも決して高級感があるわけでもないというのがファーストインプレッションでした。LTEが使えないとはいえSIMロック解除済みのスマートフォンがこの価格で買えるというのは悪くありません。
いよいよ次回はFirefoxの起動・初期設定・機能説明を行っていきます。AndroidやiOSとはひと味違うインターフェイス、見慣れない設定などがありますので、御期待下さい。