格安スマホサービス(MVNO)を提供する会社は数多くあり、それぞれのサービスで価格競争が行われています。2015年4月現在では3GBものデータ通信が行えて月額料金は1000円前後となっており、非常にお手軽に契約出来るようになりました。

多くのサービスで価格は似たようなプランが用意されていますが、だからといって「同じ料金ならどのサービスを選んでも同じ」というわけではありません。

とりわけ注意したいのは混雑時における通信速度の低下状況です。このピーク時に強いと言われているのはau系の回線サービス「UQモバイル」となります。その強さは圧倒的です。

MVNO12社のサービスを利用して混雑時の通信速度をテストした結果が「スマホ辞書 MVNO格安SIM,12社の実効速度状況 4月編 OCNモバイルONEの回線品質が急変」に掲載されています。

MVNOの通信が混雑するのは1日の時間帯で12~13時のお昼休憩時、18~19時の帰宅時間となっています。この時間帯だけはどのサービスでもある程度の速度低下が観測されてしまいます。スマホ辞書さんによれば、ほとんどのサービスでお昼時には1Mbps以下の速度になってしまうとのことです(最大速度150Mbpsとして提供されているサービスです)。

しかし、UQmobileだけはお昼時でも18Mbps以上の速度が出ており、他社とは比較にならな無いほどの快適性があるとのことです。

UQ mobileはauの通信回線を利用しているため、auのスマートフォンで利用できます(iPhoneシリーズはOSのバージョンにより不可)。ドコモ系の回線で速度が速いのは「OCN モバイル ONE」となっているそうです。スマホの利用時間が12時頃に集中する方は、この2社から選ぶと快適に使えそうです。

参照:UQモバイル

*モバイル通信の速度は利用時間帯・地域・機種・電波状況によって大きく異なります。設備の増強や契約利用者の多寡によってサービスの品質も変わることがありますのでご注意下さい。